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アレルヤ アレルヤ !!

マルコ・アントニオ・マルティネス神父


 初代教会の信徒にとって復活祭のごミサは年間の最も大きな儀式でした。主の復活の徹夜祭はすべての信徒にとって、喜び・信仰・典礼の泉と焦点として祝われました。現在の私たちにとっても復活祭はそうでなければなりません。


 泉:復活祭のごミサは泉です。そこから私たちの信仰の喜びと希望が与えられます(コリントの信徒への手紙一 15:14)。復活祭の過越しのミサの喜びは、年間の日々のミサを通して私たちの喜びの源となります。


 終点:復活祭のごミサは終点です。一人ひとりの信徒と全世界の教会とともに、そこへ向かって毎日キリスト者として生活しなければなりません。しかしこの喜びは自分ひとりのためばかりではなく、他人と、特にまだ御父を知らない人々に分ち合う義務があります。


 復活祭のミサの派遣の祝福によって、私たちはキリストの証人として世に送られます(使徒言行録 2:32、22:15)。ごミサに預るたびに、私たちは派遣されます。キリストの復活の喜びと希望を暗闇にさまよう人々に与えるためです。


 千葉寺教会のみなさん、今年の主イエス・キリストの復活のごミサが、皆さんのために喜び・信仰・希望の源と終点になりますようお祈りいたします。

「シャローム」2008年03月号掲載

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