カトリック千葉寺教会ホームページ

TOP > 2010年「待降節第1主日」〜2011年「王であるキリスト」)のトピック

2011/11/20(日) 王であるキリスト

王であるキリスト

 教会の一年は待降節第1主日で始まり、年間第34週で終わります。この週の主日である「王であるキリスト」を迎えると、キリスト信者はこの一年をふりかえり、次週から始まる待降節に、新しい希望をたくします。

 わたしたちが王であるキリストに従い、救いの完成のために仕えることができますように。

2011/11/13(日) 年間第33主日

七五三

 今日のごミサは「子どもミサ」でした。子どもたちの元気な歌声がお聖堂に響きます。

 そして七五三の祝福がありました。これからの世界をつくる子どもたちが強く正しく生きるために必要なお恵みを、神様が与えてくださいますように。また子どもたちの親がその尊い務めをふさわしく果たすことができますよう、光と力をお与えください。

2011/11/06(日) 年間第32主日

キャンドル

 教会は、11月1日を「諸聖人の祭日」として、すべての聖人へのミサを捧げ、続く2日を「死者の日」として、すべての死者の魂のために祈りを捧げます。「諸聖人の祭日」の前晩である10月31日に、ヨーロッパの民俗行事「ハロウィン」が行われることから、「ハロウィン」をキリスト教の行事であると思われている方もいらっしゃるようですが、「ハロウィン」は教会とはまったく関係がありません。

 教会は11月を「死者の月」として、帰天された方へ深い敬愛の心を持って祈ります。千葉寺教会では、神様のもとへ帰った家族の名を記したキャンドルに火をともし、それを祭壇の前に置いて、ごミサを捧げています。

2011/10/30(日) 年間第31主日

赤岩聰神父様

 今日のごミサは赤岩聰神父様の主司式で行われました。赤岩神父様、ありがとうございました。

 ミサ中の式文を歌うか、唱えるかは、そのときの主司式司祭に任されており、信徒にあらかじめ知らされてはいませんが、信徒は司祭に呼応することでミサは進行していきます。ミサは司祭を指揮者とするオーケストラにたとえられるかもしれません。

2011/10/23(日) 年間第30主日

マルコ神父様に花束

 毎月第四日曜日は、日本語と英語を交えて行われる「国際ミサ」ですが、震災後、母国へ帰った外国人信徒も少なくなく、このところの国際ミサでは、元気な英語の歌を歌うことも減っています。はやく以前のように、多くの外国人が安心して訪れることができる日本になりますように。

 ごミサの最後で、この水曜日の10月26日に71歳の誕生日を迎えられるマルコ神父様に、信徒から花束の贈呈がありました。マルコ神父様、おめでとうございます。

2011/10/16(日) 年間第29主日

献金袋

「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい(マタイによる福音書(口語訳)22:21)」。今日の福音朗読のこの箇所は、キリスト信者でなくともご存知の方が多いのではないでしょうか。

 主日や大祝日のごミサでは、神さまへの捧げ物として「ミサ献金」を集めています。千葉寺教会では、共同祈願のあと「感謝の典礼」に入ると、赤い袋を回してミサ献金を集めています。教会によっては箱や籠を回すところや、ミサ中ではなくあらかじめ集める教会もあります。

2011/10/09(日) 年間第28主日

ごミサ

 今日は、教会学校の子どもたちと保護者の信徒が、東京カテドラル関口教会で開かれている「子どものミサ」に参加しているため、千葉寺教会のお聖堂は平均年齢が高く、また、空席も多めです。

 席は基本的に自由ですが、オルガンのあるエリアは聖歌グループ、朗読台の前のエリアは先唱者や洗礼志願者などその時のミサに関係ある方、祭壇前の左から二番目エリアの前列は、座ったまま聖体拝領ができるようお年を召した方用、といった、大まかな了解もあります。

2011/10/02(日) 年間第27主日

WYDの報告

 ごミサのあと、この夏、スペイン・マドリードで行われた「ワールド・ユース・デー」に参加した若者の報告会がありました。

 国籍も言葉も越えて、ひとつの信仰のもとに集められた数百万の若者たちと過ごしたすばらしい夏の体験を、パワーポイントの映像とともに、自分の言葉で語ってくれました。

2011/09/25(日) 年間第26主日

敬老の祝福

 ごミサの最後に、「敬老の祝福」がありました。

 教会につどう高齢の方々が、これからも元気でいらっしゃいますようにと、みなで祈り、神父様が聖水をふりかけます。

「しらがは栄えの冠である、正しく生きることによってそれが得られる。(箴言(口語訳) 16:31)」

2011/09/18(日) 年間第25主日

マルコ神父様

 今日の福音朗読箇所は、マタイによる福音書20章1節からの「ぶどう園の労働者のたとえ」です。マルコ神父様は、長年、教会に通う信徒も、昨日洗礼を受けた信徒も、同じご聖体をいただくことの意味をお教えくださいました。

 わたしたちが、分け隔てなく注がれる神様のいつくしみを分かちあい、偏見にとらわれずに人と出会う喜びを知ることができますように。

2011/09/11(日) 年間第24主日

ごミサ

 東日本大震災からちょうど半年が経った今日のごミサでは、日本カトリック司教協議会の働きかけで、被災地に祈りを捧げました。

 今日はまた、あの911テロから10年目の日でもあります。いつくしみ深い神様を信頼して祈るすべての人が、救いのことばに慰めを見いだし、新たな希望に満たされますように。

2011/09/04(日) 年間第23主日

教会運営規約

「ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである(マタイによる福音書(口語訳) 18:20)」――福音でこの箇所が読まれた今日この日、「カトリック千葉寺教会運営規約」が施行されました。

 この規約によって、千葉寺教会がさらによい共同体となりますよう、心をあわせて奉納します。

2011/08/28(日) 年間第22主日

ラウル・イバラ神父様

 今日のごミサは、マルコ神父様と、グアダルペ宣教会の副総長、ラウル・イバラ神父様の共同司式でした。

 グアダルペ宣教会はメキシコに本拠地を持つ修道会で、多くの国へ宣教師を派遣し、精力的にキリストの福音を伝えています。

 信仰の喜びを伝えたいという想いひとつで、故郷を離れ海外へ派遣される司祭たちに、神様の豊かな祝福がありますように。

2011/08/21(日) 年間第21主日

ごミサ

『そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。(マタイによる福音書(口語訳) 16:15)』

 イエスが弟子たちに投げかけられたこの御言葉は、そのまま、現代に住むわたしたちへの問いかけでもあります。

 すべての人を導いておられる神のはからいに、一人ひとりが目覚め、自らもその愛のわざに協力することができますように。

2011/08/14(日) 年間第20主日

WYDへ

 1984年、ヨハネ・パウロ2世の提唱で始まった、教皇庁信徒評議会が主催する、世界の青年カトリック信者が集まる大会が「ワールド・ユース・デー」です。今年はスペインのマドリードで開催されます。

 千葉寺教会からも二人の青年が参加します。お二人が聖霊に導かれて、実り多き青春の旅を送れますよう、教会の皆で祈ります。

2011/08/07(日) 年間第19主日

平和旬間2011

 8月6日から15日まで、日本のカトリック教会は「平和旬間」として、平和のために祈り、学び、行動する期間としています。千葉地区では五井教会で、講演会や平和を願うミサが開かれました。

 今日のごミサでは、五井教会でいただいたロウソクに火を灯し、平和を祈ります。

 主がすべての人間の心の中に、平和の知恵と正義の力と兄弟愛の喜びを注いでくださいますように。

2011/07/31(日) 年間第18主日

聖体拝領

 今日の福音朗読箇所は、マタイによる福音書14章の13節から21節、主イエスが5つのパンと2匹の魚を五千人に分けられた奇跡の箇所でした。

 わたしたち人間に奇跡は起こせませんが、苦しむ人々に食べ物をわけてあげたいと思うそのとき、聖霊が心に働きかけているのかもしれません。

 救いに飢え渇く人々の心が、神様のいつくしみで満たされますように。

2011/07/24(日) 年間第17主日

合同地区集会

 国際ミサの後、「カトリック千葉寺教会運営規約(案)」の説明と意見交換のための、合同地区集会がありました。

 主の食卓を囲むわたしたちが、キリストに集められた共同体としてよりひとつにまとまり、いっそう主の教えを広めることができるよう、みなで意見を交換しあいました。

「キリストを基として、全身はすべての節々の助けにより、しっかりと組み合わされ結び合わされ、それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育てられていくのである。(エペソ人への手紙(口語訳) 4:16)」

2011/07/17(日) 年間第16主日

神学生のお二人

 被災地へボランティアに入っていた、グアダルペ宣教会の神学生、ラファエルさんとアントニオさんのお二人から、現場の写真を投影してお話がありました。

 千葉寺教会の災害支援グループは、千葉寺教会を含めカトリック教会の大震災へ向けたボランティア諸活動を、「ボランティア通信」として、毎週、配布しています。このホームページからも「お知らせ」から読むことができますので、ぜひご一読ください。

2011/07/10(日) 年間第15主日

子どもたちのコーヒー販売

 教会学校のお泊り会の経費に充てるため、ごミサ後にホールで、子どもたちがコーヒーとお菓子を販売しています。31日まで毎主日に行いますので、みなさま、ご協力ください。

 子どもたちが聖霊に導かれ、夏のよい思い出を残すことができますように。

2011/07/03(日) 年間第14主日

ロザリオ

「聖母マリアへの祈り」の改訂版が、カトリック中央協議会より正式に確定したことを受け、千葉寺教会でも、ごミサの前のロザリオ一連を、新しい「アヴェ・マリアの祈り」でとなえるようになりました。

 ごミサの前の少し騒がしい空気も、信徒皆が同じ祈りの言葉を重ねていくことで、シンと静かになっていきます。

2011/06/26(日) キリストの聖体

聖体顕示

「キリストの聖体」の祝日の今日、ごミサの前に「聖体賛美式」がありました。聖体賛美式は聖体降福式とも呼ばれ、顕示器にお納めしたご聖体を礼拝し賛美する儀式です。

 千葉寺教会では、毎月最初の金曜日(初金)の9:00から、ご聖体顕示と黙想、聖体賛美式を行っています。

2011/06/19(日) 三位一体の主日

父の日の祝福

 マルコ神父様が高松教区司教叙階式へご出席のため、今日のごミサは市川教会のレックスバート神父様が司式してくださいました。

 主イエスは父なる神さまへ「アッバ(アラム語で子どもが父を呼ぶ「お父ちゃん」を意味する言葉)」と呼びかけて祈られていたことが聖書に記されています。

 千葉寺教会の「お父ちゃん」たちも、今日、父の日の祝福をいただきました。

2011/06/12(日) 聖霊降臨の主日

子どもの洗礼

 聖霊を弟子たちに送るという主イエスの約束が実現した日を祝うのが、「聖霊降臨の主日」です。千葉寺教会では子どもの洗礼式が、東京大司教区では合同堅信式がありました。今日、洗礼・堅信を受けた方が、聖霊に満たされて主の愛をあかししていけますように。

「四旬節」「聖週間」「復活節」と、大きな波を越えてきたカトリック教会という船は、この日を境に、「年間」という凪いだ大海を進む旅路に入ります。神に感謝。アレルヤ!

2011/06/05(日) 主の昇天

マルコ神父様お説教

 現在では、復活節の最終日である聖霊降臨の主日まで、復活の大ロウソクを灯すことが普通ですが、かつては、復活したキリストが天に昇られたことを思い、「主の昇天」の主日の福音朗読後に火を消すことが習慣だったそうです。

 千葉寺教会では、今日の「主の昇天」で、かつてと同じように福音朗読後に大ロウソクの火を消して、昇る煙に主の昇天を思い、一週間後の「聖霊降臨の主日」に向けて、聖霊の光が与えられるように祈りましょうというマルコ神父様のお話しに耳を傾けました。

2011/05/29(日) 復活節第6主日

マルコ神父様お説教

 千葉も梅雨入りし、雨降りの日々ですが、千葉寺教会の共同体は元気です。

 聖霊降臨の主日を二週間後にひかえ、マルコ神父様は、「聖霊降臨の出来事を、ただ歴史的なことの祝いとしてではなく、わたしたちの心にいらしてくださる聖霊を深く味わうことができるように、このミサを通して御父の恵みをいただけるよう祈りましょう」とお話しくださいました。

2011/05/22(日) 復活節第5主日

フリーマーケット

 ごミサのあと、第8回フリーマーケットが開かれました。たくさんの生活用品はもちろん、お得なお酒やできたてのおいしい食事、心のこもったお菓子も用意しています。

 もちろん、信徒でなくても購入することができますので、このホームページで予告を見かけたら、ぜひお立ち寄りください。

2011/05/15(日) 復活節第4主日

マリアみこし

 第三日曜日以外の主日、千葉寺教会では14:00から英語ミサが行われています。日本語ミサとはもちろん、国際ミサともまた雰囲気の違った、ふと、自分が日本にいることを忘れてしまうようなミサにあずかることができます。

 フィリピンの信徒はマリア様を「ママメリー」とお呼びして慕っています。今日はマリア様のご像をおみこしに乗せて、ミサ後に教会の庭を一周しました。五月の風に吹かれて、マリア様もお涼しそうに見えませんか?

2011/05/08(日) 復活節第3主日

花冠のマリア様のご像

 マリア様に捧げられた「聖母月」である五月。その第二週の今日、「母の日」は、プロテスタント・メソジスト教会に属する母娘の尽力で普及した日です。教派を問わず、人が母を思慕し感謝する気持ちは変わりません。

 千葉寺教会の「お母さん」たちも、マルコ神父様に祝福をいただいて、「神様のお母さん」のマリア様にキャンドルを捧げました。

2011/05/01(日) 復活節第2主日(神のいつくしみの主日)

ヨハネパウロ2世の祈り

 復活節第2主日は「神のいつくしみの主日」とも呼ばれています。これは前教皇ヨハネ・パウロ二世が2000年に定めたものです。そしてまさしく今日その日にバチカンで行われているヨハネ・パウロ二世の列福式を祝って、千葉寺教会でも復活の大ロウソクのもとにお写真を飾り、みなで祈りました。

 日本では「法王」と呼ばれることが多い「ローマ教皇」ですが、わたしたちキリスト信者は「教皇様」、あるいは「パパ様」とお呼びしています。

2011/04/24(日) 復活の主日

いっぱいのお聖堂初聖体

 復活の主日の今日、お聖堂は予備の椅子をすべて出しても足りないほど、たくさんの信徒でいっぱいです。

 今日の千葉寺教会には、主イエスのご復活に加え子どもたちの初聖体という多くの喜びと、異動なさる高木神父様をお送りする寂しさがありました。

 左下の写真をクリックして、大きくしてご覧ください。高木神父様がおかけになっているのは、教会学校の子どもたちからプレゼントされた、子どもたちの手形をつけたストラです。子どもたちの神父様への想いが伝わってきます。

 ごミサの中では、11名の子どもたちが初聖体をいただき、お聖堂に喜びの声があふれました。

 教会が御子キリストの死と復活の神秘によって新たにされ、復活の栄光に達することができますように。

2011/04/23(土) 復活の聖なる徹夜祭

復活の大ロウソクの祝福受洗者のおふたり

 闇の中、沈黙で終わった聖金曜日の祭儀から、一転、復活の聖なる徹夜祭は高らかにキリストの光と復活を称える歌で彩られた「光の祭儀」で始まります。闇から光、静から動へのダイナミズムを通して、わたしたちキリスト信者は、主イエスが確かに復活したことを喜びあい、また一年、それを証していく力を得るのです。

 千葉寺教会の共同体には、もうひとつ、二名の受洗者を得るという大きな喜びがありました。お二人の洗礼式を通して、わたしたち自身も自分たちの洗礼のときを思いおこし、その約束を更新します。

 いつくしみ深い神様、今日、あなたの家族に加えられた人々が、神様の子どもとされる霊を受け、新しい人となってあなたに仕えることができますように。

 神に感謝。アレルヤ!

2011/04/22(金) 主の受難

ひざまずき

 主の受難と死をしのぶ聖金曜日、お聖堂の十字架やご像には布がかけられ、祭壇も裸のままです。

 入祭の歌もなく祭儀は始まり、司祭は祭壇の前でひざまずいて、しばし祈ります。

 国を治めるすべての人のために祈りましょう。神がこの人々の知性と心を導いてくださり、まことの平和と自由がすべての人に与えられますように。

2011/04/21(木) 主の晩餐の夕べのミサ

洗足式

 主イエスと十二使徒の最後の晩餐を記念する聖木曜日の典礼が「主の晩餐と夕べのミサ」です。栄光の賛歌で高らかに鳴らされた鐘は、以後、復活徹夜祭まで聞くことができません。

 ごミサの中で洗足式と聖体安置式が行われ、祭壇のご聖櫃(写真)は開けられたままとなり、聖体ランプが消されます。

 信徒は、主イエスを失ってしまった弟子たちの喪失感を追体験し、沈黙のうちに祈ります。

2011/04/17(日) 受難の主日

枝の祝福大掃除

 受難の主日は、民がシュロの葉を振って主イエスのエルサレム入城を喜んだことを記念し、別名「枝の主日」と言います。千葉寺教会では、信徒は庭のマリア様のご像の前から駐車場、階段まで枝を持って並び、司祭の祝福をいただきます。この枝は来年まで信徒がそれぞれ保存し、四旬節の前に燃やして灰とし、灰の水曜日で使われます。

 ごミサの後は恒例の大掃除です。信徒総勢で教会の建物はもちろん、祭具類も磨きあげます。

 わたしたちキリスト信者にとって、一年で一番大切な七日間――「聖週間」が始まりました。

2011/04/16(土) 東日本大震災被災者追悼合同ミサ

奉献

 千葉中央宣教協力体主催による、東日本大震災被災者追悼合同ミサが、それぞれの教会で開かれました。

 千葉寺教会では、火を灯したキャンドルに祈りをこめ、奉献のときに十字架に捧げました。

 この震災で亡くなられたすべての人々が、神様のもとで、安らかに憩うことができますように。

2011/04/10(日) 四旬節第5主日

十字架の道行き

 四旬節中、千葉寺教会では、ごミサの前に、「十字架の道行き」を行っています。お聖堂の後ろに並べられている、主イエスの受難を描いたレリーフを前に、皆で順々に祈りをささげていきます。

 この祈りの言葉に統一されたものはなく、教会によって違いがあるようです。千葉寺教会では自家製の小冊子を作って使っています。

2011/04/03(日) 四旬節第4主日

シスター中山

 この東日本大震災で、被災地でボランティア活動にあたっている、聖マリア修道女会のシスター中山からお話を聞きました。千葉寺教会の信徒たちも、被災者からの求めに迅速に応じ、すぐに新しい下着類を集め、修道女会に託して送りました。

 共同祈願では、被災者のための祈りを唱えています。

2011/03/27(日) 四旬節第3主日

マルコ神父様説教と赤ちゃん

 ここ千葉市でも、水道水から放射性ヨウ素が検出され、一歳未満の乳児がいる家庭に、安全な水道水が配布されています。おりしも、今日の第一朗読は「出エジプト記 17:3-7」の「岩からほとばしる水」。福音朗読は「ヨハネによる福音書 4:5-12」の「イエスとサマリアの女」でした。

 神様、子どもたちが安全な水を飲むことが出来ますように。そして、おとなたちが、乾くことがない水があることに気づきますように、この日本をお守りください。

2011/03/20(日) 四旬節第2主日

平賀司教様ビデオメッセージ教会学校修了式

 ごミサの前に、仙台教区・平賀徹夫司教様からのビデオメッセージを映して、信者皆が心をひとつにしました。未曾有の大災害の渦中にあって、わたしたちひとりひとりが、神の愛をあかししていくことができますように。

 今日のごミサは「こどもミサ」です。一年間がんばった教会学校の子どもたちの修了式や、皆勤賞、精勤賞の表彰がありました。

 神様、子どもたちの笑顔を守るために、使命をおびて働いている名もない人々を勇気づけてください。困難にも、忍耐と希望をもって立ち向かうことができますように。そして、この大震災で苦しむ人々が、一日も早く、安心して暮らせる日がきますように。

2011/03/13(日) 四旬節第1主日

森司教様講話洗礼志願式

 東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様へ、心よりお見舞いを申しあげます。

 今日は森司教様から、無縁社会をテーマにしたご講話をいただきました。お話し中も余震で揺れるお聖堂の中、信徒一同、真剣に耳を傾けました。森司教様、ありがとうございました。

 ごミサ中、今まで準備を重ねてきた三名の方の洗礼志願式があり、聖香油の塗油と信条の授与がありました。この四旬節を通して、洗礼志願者の皆様に、神様の豊かなお導きがありますよう、信徒皆で祈ります。

 東京教区・岡田武夫大司教様の呼びかけで、東京教区のカトリック教会は、今日、四旬節第1主日を、東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様へ捧げました。また、千葉寺教会では、今日のミサ献金すべてを、カリタス・ジャパンを通して被災者に届けることにしました。

 神様のご加護が、いまだ困難な状況の中で苦しむ被災者の皆様に、そしてこの日本にありますように。

2011/03/09(水) 灰の水曜日

灰のしるし

 今年の「灰の水曜日」はかなり遅めです。信者は回心のしるしとして、司祭から額に灰の十字を受けます。この時期の水曜日、街で額に灰をつけている人を見かけたら、それは教会帰りのキリスト信者かもしれません。

 今日から教会暦は、キリストの受難を思い、回心の道を歩む「四旬節」に入ります。土から出て土に帰っていくわたしたちが、祈りと節制を捧げ、主イエスに従うことができますように。

2011/03/06(日) 年間第9主日

合掌枝を燃やして灰に

 キリスト信者の少ない日本では「クリスチャンは指を組みあわせて祈る」というイメージが強いようですが、カトリックでは合掌で祈る姿も一般的です。このとき、親指を組みあわせて十字をつくるのが特徴です。とはいえ、祈る姿が教えで決められているわけではなく、これは個人の自由です。

 ごミサ後、去年の「枝の主日」のときに配られた、祝福された枝を燃やしました。この灰が、今週の「灰の水曜日」に「灰の式」で使われます。

 この煙のにおいが教会に満ちると、いよいよ四旬節に入るという気持ちが、信徒の心に沁みていきます。

2011/02/27(日) 年間第8主日

聖体拝領

 信者はご聖体をいただくために列に並びます。ご聖体はカトリックの洗礼を受けたキリスト信者のみがいただけますが、未洗礼の方も祝福をいただけますのでお並びください。

 聖体拝領には、御血(ぶどう酒)と御からだ(パン)の両方をいただく「両形態」と、御からだをいただく形態があります。千葉寺教会では、主日も週日も御からだを拝領しています。

2011/02/20(日) 年間第7主日

マルコ神父様聖変化の祈り

 種なしパンである「ホスチア」は、ミサの中で司祭の祈りによって「ご聖体」に聖変化します。パンの外観をしていても、それは確かに主イエスの御からだなのです。

 ご聖体は、地上のどのような権威や金銀をもってしても得ることはできません。ただ、主イエスを信じ洗礼を受けたキリスト信者のみが、神様から値なしに授かることができる、尊い秘跡です。

2011/02/13(日) 年間第6主日

高木神父様お説教とホスチア

 大雪の予報が心配されていましたが、ここ千葉は雲ひとつない快晴の朝を迎えました。この時期、青天の日には、お聖堂入り口のテラスから、120キロ以上離れたところにある富士山が良く見えます(写真)。

 左の写真の手前、盆の上にある丸いウエハースのようなものが、ホスチアと呼ばれる聖変化前の「種なしパン」です。千葉寺教会では、聖体拝領時のご聖体が過不足ないよう、ごミサの前にめいめいが取り分けています。

2011/02/06(日) 年間第5主日

マルコ神父様お説教信徒総会

「あなたがたは世の光である」

 マルコ神父様は、今日のこの福音朗読箇所から、わたしたちの信仰は光であり、それは自分のためではなく、まわりの人を照らすためにあることをお教えくださいました。

 ごミサ後に、信徒総会がホールで開かれました。この一年間、神様によって千葉寺教会に集められたわたしたちが、どのように主イエスの福音をあかししてきたか、またこれからどうしていくのがさらによいか、資料をもとに意見が交わされ、多くの挙手で承認されました。

 これからの一年も、千葉寺教会が聖霊に導かれ、世の光となり、主イエスの愛をあかししていけますように。


2011/01/30(日) 年間第4主日

マルコ神父様お説教

 今日の福音朗読箇所、「心の貧しい人は幸いである」から始まる「山上の説教」の冒頭部は、聖書に馴染みがない方でもご存知ではないでしょうか。主イエスはここで八つの「真に幸せな人」を挙げ、それは「真福八端」と呼ばれています。

 マルコ神父様はお説教で、自分がその八つのどれにあたるのかを考え、今年はその祝福を自分のものにしましょうとお教えくださり、みなでしばらく黙想しました。

2011/01/23(日) 年間第3主日 サントニーニョ祭

サントニーニョ像を誘導するマルコ神父様次々と記念撮影

 千葉寺教会では、フィリピン人信徒コミュニティのために、2008年の夏からお聖堂に「サントニーニョ」のご像を置いています。サントニーニョとは、フィリピン、特にセブ島で親しまれている「聖なる幼きイエス」のことです。セブ島では1月の第三週に「シノログ祭」としてサントニーニョを盛大に祝っています。

 千葉寺教会でも、1月にサントニーニョ祭を行っています。

 今日も天候に恵まれて、屋外にご像を運び、みなで祝うことができました。庭で記念写真を撮ったり、フィリピン人信徒コミュニティが用意した料理に舌鼓を打ったりと、楽しい時間が流れました。


2011/01/16(日) 年間第2主日

泣き部屋から

 高木神父様が今年の復活祭後に、高幡教会へ主任司祭として異動されることが発表されました。神様が高木神父様を通して、これからも多くの方にその愛を伝えていくことができますように。

 写真は、むずかる子どもと一緒でも気兼ねなくごミサにあずかれる「泣き部屋」と言われる場所からの眺めです。二枚のガラスで防音され、司祭の説教などは室内のスピーカーから聞こえるようになっています。

2011/01/09(日) 主の洗礼

成人の祝福

 今日は、主イエスが洗礼者ヨハネよりヨルダン川で洗礼を受けられた(写真)ことを祝う祝日です。

 ごミサの中で、「成人の祝福」がありました。明日、成人の日を迎える若者たちが、これからの人生の中で、神様との出会いを深め、豊かに成長することができるようにと、信徒みなで祈ります。

 降誕節は今日で終わり、明日からの典礼暦は「年間」となります。ごミサ後にクリスマスツリーとプレゼピオも片づけられました。

2011/01/02(日) 主の公現

高木神父様お説教

 一般ローマ教会暦では、主の公現の祭日は1月6日ですが、日本のようにキリスト信者が少なく、この日を守るべき祭日としていない場合は、1月2日から8日の間の日曜日に移動して祝われます。

「主の公現」は、神さまが御子イエスを遣わし、諸国の民に救いの神秘を示してくださったことを賛美する日です。わたしたちが神様の計らいを信じ、喜びと希望と愛のうちに歩むことができますように。

2011/01/01(土) 神の母聖マリア

マルコ神父様お説教

 キリスト信者は、1月1日、教会で「神の母聖マリア」の祭日を祝い、年の初めに希望を新たにし、神様に感謝と賛美をささげます。とはいえ、信者ではない家族や友人とのおつきあいで、初詣や初日の出にでかける柔軟さも持ちあわせています。

 1月1日は「世界平和の日」でもあります。分裂や対立の中で苦しんでいる人々に、対話や協力へと歩みだす、聖霊の力強い助けが与えられますように。

2011/01/01(土) New Years Eve Midnight Mass

New Years Eve Midnight Mass

「ゆく年くる年」で、大晦日にミサをあげている教会の中継をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

 千葉寺教会も、1月1日の零時から英語ミサをあげています。この深夜に神様に集められた大勢の信徒が、声をあわせて年越しのカウントダウンを行い、Solemnity of Mary, Mother of Godの祭日を祝いました。

 あけましておめでとうございます。今年も千葉寺教会をよろしくお願いいたします。

2010/12/26(日) 聖家族

クリスマスツリーと聖体拝領

 12月25日を過ぎると、日本の街からはクリスマスツリーが消えてしまいますが、教会暦の降誕節は主の公現の次の主日まで続きますので、お聖堂のツリーはそのままです。

 今日は今年最後の国際ミサでした。一年のさまざまな出来事をとおして、神さまのはからいと導きがあったことを思い、感謝のうちに年末の日々を過ごすことができますように。

2010/12/25(土) 主の降誕(日中)

主の降誕(日中)

 教会の典礼の一日は、日没に始まり日没に終わります。「主の降誕」のミサは、昨夜の「夜半」、今日の「早朝」、そしてこの「日中」と三回ありますが、千葉寺教会では早朝は行っていません。

 今日のごミサでは、天使と羊飼いに扮した教会学校の子どもたちが、希望に弾んだ歌声を聞かせてくれました。

2010/12/24(金) 主の降誕(夜半)

主の降誕(夜半)

「主のご降誕、おめでとうございます」

 誤解されやすいのですが、12月25日はイエス・キリストの誕生日ではありません。主イエスが誕生した日はわかっていないのです。

 キリスト信者は、この日を「救い主(キリスト)がこの世に誕生されたことを祝い感謝する日」として、キリストのミサ、すなわち「クリスマス」をあげています。

 千葉寺教会でも、大勢の信徒があつまり、主イエスのご降誕をお祝いしました。

2010/12/19(日) 待降節第4主日

白浜神父様のご講話白浜神父様主司式ミサ

 18日夕、19日朝と、二回にわたって、長崎教区司祭・白浜満神父様から、待降節をテーマにご講話をいただいて、信徒一同、耳を傾けました。また、ゆるしの秘跡をさずけてくださり、待降節第4主日のごミサを主司式していただきました。白浜神父様、ありがとうございました。

 お聖堂にクリスマスツリーも立ち、プレゼピオ(写真)もお目見えしました。プレゼピオというのは、主イエス生誕の情景を再現したジオラマで、日本では通称「馬小屋」と呼ばれています。

 写真のプレゼピオの、中央の飼い葉桶に、主イエスがいらっしゃらないのはなぜでしょう? 正解は――12月24日に、教会でお確かめください。


2010/12/12(日) 待降節第3主日

大掃除

 一時間早い国際ミサの後、信徒総出で大掃除とクリスマスの飾りつけです。国籍、性別、年令を越えて、みなで教会中をみがきあげます。

 多くの方が神さまの愛に触れることができるよう、世界中の教会が、この時期、大忙しなことでしょう。

 教会はすべての人に開かれています。今年の12月24日・25日は、お近くの教会で本当のクリスマスを体験してみませんか?

2010/12/05(日) 待降節第2主日

ハンドマイクでお説教する高木神父様

 ワイヤレス音響装置の具合がかんばしくないため、今日のごミサは高木神父様も朗読者も、スタンドマイクやハンドマイクを使って進行しました。すぐに交換される予定です。

 だいぶ傷んでいた「ひざまずき台」が新しくなりました。「ひざまずき台」というのは、聖変化のときや聖体拝領後に祈るとき、こうして(写真)膝をつく台のことです。最近はこれのある教会は減っていく傾向にあるようですが、もしご訪問の際に見かけた場合は、土足を乗せないよう、お気をつけください。

2010/11/28(日) 待降節第1主日

アドベントクラウンと聖体拝領

 教会の一年は、今日、待降節第1主日から始まり、その年に朗読される主な福音書により、A年、B年、C年と呼ばれ、三年周期でまわっています。今年はA年、主に「マタイによる福音書」から読まれる年です。

 今日から「主の降誕(クリスマス)」までに、四回の主日があります。そのたびに一本づつ火を灯していく四本のキャンドルが、「アドベントクラウン」です。

 紫の典礼色の中、主イエスご降誕への期待と喜びを、静かに胸の内に温めていく四週間が始まりました。

他の期間のトピック

2011年「待降節第1主日」〜2012年「主の降誕(夜半のミサ)」のトピック
2010年「待降節第1主日」〜2011年「王であるキリスト」)のトピック
2010年「年間第5主日」〜2010年「王であるキリスト」のトピック
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