カトリック千葉寺教会ホームページ

TOP > 2011年「待降節第1主日」〜2012年「主の降誕(夜半のミサ)」

2012/12/24(月) 主の降誕(夜半のミサ)

マルコ神父様からプレゼント幼子イエス様

「主のご降誕、おめでとうございます」

 誤解されやすいのですが、12月25日はイエス・キリストの誕生日ではありません。主イエスが誕生した日はわかっていないのです。

 キリスト信者は、この日を「救い主(キリスト)がこの世に誕生されたことを祝い感謝する日」として、キリストのミサ、すなわち「クリスマス」をあげています。

 千葉寺教会でも、大勢の信徒があつまり、主イエスのご降誕をお祝いしました。

「信仰年」のクリスマスの思い出になるよう、マルコ神父様から、ひと家庭にひとつずつ、幼子イエス様のご像のプレゼントがありました。


2012/11/25(日) 王であるキリスト

王であるキリスト

 今日「王であるキリスト」は、典礼暦の最後の主日です。言うなれば、キリスト信者の大晦日でしょうか。来週の「待降節第1主日」から、また新しい年(C年)が始まります。

 2010年の2月から2年9か月、毎週、千葉寺教会の主日ミサにあわせて更新してきたこのトピックですが、来週C年からは、基本的に大祝日のみの更新となります。

2012/11/18(日) 年間第33主日

死者の月

 11月はカトリックの典礼暦で「死者の月」です。千葉寺教会では、それぞれの家庭が帰天した家族の永遠の安息を祈り、名を記したキャンドルに火をともして祭壇の前に捧げています。


2012/11/11(日) 年間第32主日

七五三の祝福

 今日のごミサは「子どもミサ」でした。子どもたちの元気な歌声がお聖堂に響きます。

 そして七五三の祝福がありました。これからの世界をつくる子どもたちが強く正しく生きるために必要なお恵みを、神様が与えてくださいますように。また子どもたちの親がその尊い務めをふさわしく果たすことができますよう、光と力をお与えください。

2012/11/04(日) 年間第31主日

シャローム

 千葉寺教会では、基本的に、初金の翌主日に、機関広報誌「シャローム」を発行しています。今号は310号です。

 創刊号が発行されたのは1987年4月、当時は手書きのガリ版刷りでした。

 時代は変わり、現在では版の作成をDTPソフトで作成するようになりました。それでも今なお、印刷・製本は教会内で、すべて信徒の手によって行われています。

2012/10/28(日) 年間第30主日

聖体顕示

 10月11日から始まった「信仰年」の祈りを深めるため、千葉寺教会では、第四日曜日の10:00から「聖体顕示」を、10:45から「聖体賛美式」を行うことにしました。今日はその第一回目です。

 いつくしみ深い神様が、「信仰年」を過ごすわたしたちを聖霊によって強め、導き、新たにしてくださいますように。

2012/10/21(日) 年間第29主日

マルコ師説教

 今日の説教でマルコ神父様は、現代の日本の社会には、少子高齢化、経済の低迷、家族関係や人間関係の問題、いじめ、自死、原発の問題、差別、高齢者への虐待など、さまざまな困難があり、多くの人が悩みや苦しみを抱えて生きていること。信仰という尊いたまものを受けたわたしたちは、自らの言葉と行いで信仰をあかしするようにしましょうとお教えくださいました。

2012/10/14(日) 年間第28主日 信仰年開始ミサ

信仰年開始ミサ

 教皇ベネディクト16世は、昨年開かれた第1回国際会議閉会ミサの説教の中で、今年10月11日にから来年11月24日までを、「信仰年」とすることを発表しました。

 千葉寺教会でも、「信仰年」の開催を祝って、今日のごミサを「信仰年開始ミサ」として行いました。

「信仰年」を祝う教会が、福音宣教を通して、 御子イエスの十字架による救いをすべての人にもたらすことができますように。

2012/10/07(日) 年間第27主日

マルコ神父様叙階38周年記念のお祝い

 今日のごミサでは、マルコ神父様の、叙階38周年記念をお祝いしました。共同祈願で、幼きイエスの聖テレジアの「司祭たちのための祈り」をみなで唱えます。

「私たちが感謝しなければならない全ての司祭を、この世においても、永遠の世界にあっても、あなたの祝福で豊かに満たしてください。」

 そして子どもたちから、花束の贈呈がありました。

 神様の忠実なしもべである、わたしたちのマルコ神父様が、これからもお元気で、信徒を牧してくださいますように。

2012/09/30(日) 年間第26主日 合同堅信式

合同堅信式合同堅信式

 東京大司教区・岡田大司教様をお招きして、西千葉・千葉寺・茂原・東金の「千葉中央宣教協力体」四教会合同で、合同堅信式が開かれました。

 皆が心配していた天候の急変もなく、聖霊の満ちた一日となりました。

 今回は千葉寺教会で開催されたこともあり、千葉寺教会からの受堅者は17名が集まりました。

 堅信によって、信者は「上智(知恵)」「聡明(理解)」「賢慮(判断)」「剛毅(勇気)」「知識」「孝愛(神様を愛するこころ)」「敬畏(神様を畏れるこころ)」の七つの賜物を受けます。

 今日、堅信を受けられたみなさまが、聖霊の賜物によって強められ、よりいっそう、主イエス・キリストをあかししていくことができますように。おめでとうございます!


2012/09/23(日) 年間第25主日

OHP

 英語ミサなどでは、歌詞を投影するのに、PCによるパワーポイントか、写真のオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)を用いています。

 最近では、OHPのシートや交換ランプの入手が困難になってきました。また、パワーポイントやOHPは、ブラインドを閉めないと見えにくいため、お聖堂が暗くなるのが難点です。

2012/09/16(日) 年間第24主日

敬老の祝福

 マルコ神父様がグアダルペ会のご用事でご不在のため、今日のごミサは西千葉教会主任司祭の小林敬三神父様司式で行われました。小林神父様、ありがとうございました。

 ミサ中、75歳以上の信徒に「敬老の日の祝福」がありました。皆様に神様の祝福がありますように。

 現代の教会は高齢化している、とはよく言われることですが、千葉寺教会の所属信徒の割合を見ると、60歳未満の信徒数は60歳以上の信徒のほぼ二倍いるという統計があります。若い信者が一概に減っているのではなく、教会へ来なくなっている、という問題が浮き彫りになる数字です。

2012/09/09(日) 年間第23主日

告解室

 先週との関連で、これはすぐにおわかりいただけるでしょう。「告解室」の司祭の部屋と通じる格子です。

 教会生活を知らない方は、創作作品の影響からか「懺悔」と言うことが多いようですが、現代の信者は「ゆるしの秘跡」や「告解」と言うのが普通です。また、「ゆるしの秘跡」は洗礼を受けたキリスト信者が、洗礼後に犯した罪の赦しを神様からいただく秘跡であり、洗礼を受けていない人が受けることはできません。

 そして夢を砕くようですが、復活祭やクリスマス前の「告解シーズン」には告解室前に椅子を並べて「行列のできる告解室」になったり、香部屋で司祭に面と向かって罪の赦しを受けることも珍しくなかったりします。

2012/09/02(日) 年間第22主日

告解室使用中ランプ

 アップで「これなあに?」第三問。皆様も映画で一度はごらんいただいたことがありそうなシーンに関係するものなのですが……。映画「2001年宇宙の旅」のハルのモニターアイ? それとも「風の谷のナウシカ」の王蟲の警戒色?

 いえいえ、これは「告解室」が使用中のときに光るランプなのです。洋画でよくありますよね。信者が小部屋で司祭に罪を告白するあのシーンです。

 このランプは、告解室のひざまづき台に膝を置くと、自動で光るようになっています。大掃除中に告解室が荷物置き場になってしまい、誰もいないのに光り続けてしまったことも!?

2012/08/26(日) 年間第21主日

聖水盆

 アップで「これなあに?」第二問です。ヒントは「入り口の近くにあるもの」。はてさて?

 答えは「聖水盆」です。教会によって入れ物の形はさまざまですが、中には司祭に聖別された水が入っており、信徒はお聖堂に入るとき、これを指先につけ、十字を切ってから入る習慣があります。

 映画「恋する神父」の中に、ヒロインが聖水を飲んでしまい、味の感想を言うシーンがあります。そうそう、あの味がするんですよ。でも、飲まないでくださいね。

2012/08/19(日) 年間第20主日

聖体ランプ

 このアップの写真がなにを写しているか、おわかりになられるでしょうか。

 これはご聖櫃の横におかれる「聖体ランプ」といい、ご聖櫃の中にご聖体が安置されていることを示すものです。

 本来はロウソクを使用するものですが、二十四時間、灯し続けるものですので、事故などの恐れを避けるため、日本では100ボルトの電灯を使用するのが一般的です。この聖体ランプの後ろも、実はコンセントまでコードが伸びているのです。

2012/08/12(日) 年間第19主日

平和旬間2012

 毎年、8月6日から15日までの十日間は「日本カトリック平和旬間」です。各教区で、平和のための祈りと企画が行われます。

 今年の東京教区・千葉地区では、茂原教会において、三田一郎助祭の講演会と、岡田武夫大司教主司式の平和を願うミサが行われました。

 そのためか、今日の千葉寺教会のミサにあずかる信徒は少なめでです。

2012/08/05(日) 年間第18主日

ホスチア

「イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである」(ヨハネによる福音書(口語訳)6章3節)」

 写真は聖変化前の「ホスチア」です。この状態では「ご聖体」ではなく、ただの「種なしパン」でしかありません。

 ミサの中で、司祭の祈りを通して「命のパン」となったご聖体は、ミサ後、鍵のかけられたご聖櫃に保存されます。

2012/07/29(日) 年間第17主日

千葉中央宣教協力体の祈り

 西千葉、千葉寺、東金、茂原の四教会が力を合わせて進めている「鎌取プロジェクト」のために、「千葉中央宣教協力体の祈り」が捧げられています。

 カトリック教会の祈りは、皆が同じ祈祷文をとなえることが多いため、定型的と言われることもありますが、そこに一片の迷いが生じる余地もないというのも、大きな利点ではないでしょうか。

2012/07/22(日) 年間第16主日

合同地区集会

 ごミサのあとに、合同地区集会がありました。

 本来、お聖堂の中では飲食、喫煙などはできませんが、今日はスケジュールの関係で集会をホールで行えなかったため、ご聖体を聖櫃から別の場所に安置し、お聖堂で昼食をとりながらの話しあいとなりました。

 最近はお聖堂の椅子も持ち運べるパイプ椅子にし、行事の飲食もそこで行うカトリック教会もあるようです。

2012/07/15(日) 年間第15主日

ベール

 女性のカトリック信者の中には、ミサ中、頭にベールをかぶっている方がいらっしゃいます。これは、コリントの信徒への手紙一11章13節に由来する慣習です。

 最近ではかぶらない方や、司祭の方針によってそうしている教会もあるとのことですが、受洗の際、「白衣の授与」で使うために用意しますから、女性信徒はたいてい一枚は持っていらっしゃるのではないでしょうか。

2012/07/08(日) 年間第14主日

一つとなるように・・・

「千葉中央宣教協力体」を構成している、千葉寺、西千葉、東金、茂原の四教会は、将来的にひとつの小教区となる可能性を踏まえ、「鎌取プロジェクト」として、そのありかたを討議しています。

 祭壇に掲げられているこのタペストリは、その思いを、「彼らも一つになるためであります。(ヨハネによる福音書(口語訳)17章11節」の御言葉にこめて、製作されたものです。

2012/07/01(日) 年間第13主日

改定入管法説明会

 初めてミサにいらした方には「まわりに合わせて立ったり座ったりすればいいですよ」とご案内していますが、このタイミングは、やはり慣れて覚えるしかないところはあります。もちろん、体調的に立つことがつらい方は、無理をすることはありません。

 ひとつ、司祭が「祈りましょう」と言ったときは、会衆が立つタイミングです。 慣れてくると体が覚えて、条件反射的に立ってしまうかもしれません!?

2012/06/24(日) 洗礼者聖ヨハネの誕生

改定入管法説明会

 今年の年間第12回目の主日は「洗礼者ヨハネの誕生」の祭日と重なりましたので、こちらが優先して祝われます。

 洗礼者ヨハネは、主イエスにヨルダン川で洗礼を施した聖人で、ヨハネによる福音書や、ヨハネの黙示録のヨハネとは別の人物です。

 洗礼者ヨハネは、主イエスが生まれる半年前に生まれたことが聖書に記述されていることから、12月24日の半年前の今日が、祭日になったといいます。もちろんクリスマス同様、この日付には、本来、根拠はありません。

2012/06/17(日) 年間第11主日

改定入管法説明会

 英語ミサの後、CTIC(カトリック東京国際センター)による「改定入管法」の説明会が開かれました。

 国籍は違えど、同じ日本に住んでいるわたしたちの隣人が、この改定を知らずにいると、将来的に不都合が起こるかもしれません。多くの方にこの改定が知らされて、誰しもが安心して日本で暮らすことができますように。

「わたしたちの国籍は天にある(ピリピ人への手紙(口語訳) 3:20)」

2012/06/10(日) キリストの聖体

聖体顕示

「キリストの聖体」の今日、時間の関係から、ごミサ後に「聖体賛美式」が行われました。

 ご聖体に献香をささげ、信徒皆がひざまずいて祈るなか、司祭はオステンソリウム(聖体顕示台)を高くかかげ、お聖堂を進みます。

 2000年以上前に、奇跡を行う主イエスを拝した人々と、現代のわたしたちとが、同じ光を共有するひとときです。

2012/06/03(日) 三位一体の主日

三位一体の十字架

 マルコ神父様が掲げていらっしゃる十字架は、中央の円が「父」を、十字架が「子」を、鳩が「聖霊」を表しています。今日は「三位一体の主日」です。

「三位一体」という言葉自体は「三位一体の改革」などで日本語として知られてきたようですが、「父と子と聖霊」の「聖霊」は「精霊」と誤記されることも少なくないようです。

「カトリック教会の牧師」と同じくらい、信者には違和感のある言葉になりますので、この言葉をブログなどにお書きいただく機会などありましたら、ご留意くだされば幸いです。

2012/05/27(日) 聖霊降臨の主日

ロベルト・ドミンゲス司教様

 今日のごミサは、グアダルペ会のロベルト・ドミンゲス司教様とマルコ神父様の共同司式でした。ロベルト司教様、ありがとうございました。

 司教様がかぶっていらっしゃる帽子はズケットといい、高位聖職者がつけるものです。教皇様は白、枢機卿は赤、司教は赤紫、大修道院長は黒と、それぞれ色が決まっています。

 「聖霊降臨の主日」の典礼色は赤です。今日の祭服に司教様のズケットの組みあわせが美しいひとコマとなりました。

2012/05/20(日) 主の昇天

ママメリー

 5月は聖母マリアに捧げられた「聖母月」です。英語ミサでは、マリア様のご像をフロートに載せて回る「Marian Festival」が行われました。フィリピンコミュニティの、マリア様への篤い思慕が伝わってきます。

 日本人の「甘え」の心理を外国人に説明するとき、「キリスト信者が持つマリア様への感情に似ている」と伝えると理解されやすいといいます。逆の立場に立っても、わかりやすいたとえではないでしょうか。

2012/05/13(日) 復活節第6主日

母の日の祝福

 マルコ神父様がグアダルペ宣教会の韓国50周年総会にご出席のため、今日のごミサは、コロンバン会のティム神父様司式により行われました。

 ティム神父様は1995年から2000年まで、千葉寺教会で司牧にあたっていらっしゃいました。懐かしい再会に、お聖堂に笑顔があふれます。

 聖体拝領の後に、子どもの日の祝福と、母の日の祝福がありました。

2012/05/06(日) 復活節第5主日

聖体拝領

 司祭「キリストのからだ」。信徒「アーメン」。

 この「アーメン」という言葉は、キリスト信者でなくともご存じでしょう。これはヘブライ語で「そのとおりです」という意味になります。主イエスは人々に語りかけるとき「アーメン」「アーメンアーメン」と、この言葉で始めることが多かったとのこと。現代語に超訳すると「マジで」「マジでマジで」というところでしょうか!?

 聖体拝領のときに信者が応える「アーメン」は、ミサの中で唯一、一人で唱える「アーメン」です。この短い言葉が、キリストと繋がる喜びを表現する、シンプルで力強い信仰告白となる瞬間です。

2012/04/29(日) 復活節第4主日

聖書と典礼

 復活節第4主日の福音朗読では、ヨハネによる福音書第10章の「イエスは良い羊飼い」のたとえが読まれます。

 キリスト信者と聖書とは、切って離せぬ関係ですが、ミサに「マイ聖書」を持参する信者は多くありません。それは毎週、その日の朗読箇所を記した「聖書と典礼」というパンフレットが配布されているからでもありますが、もともと聖書は読むものではなく、教会で聞くものであったのです。

 キリスト信者は、過去、現在、未来をとおして、司祭の朗読する福音を聞いているその時間を、共有しているのかもしれません。

2012/04/22(日) 復活節第3主日

合同地区集会

 ごミサの後すぐに、お聖堂で合同地区集会が開かれ、「鎌取プロジェクト」について、活発な意見交換が行われました。

 鎌取プロジェクトでは、引き続き皆様のご意見をお待ちしているとのことです。ご意見などございましたら、書面にして、鎌取プロジェクト委員、教会委員会委員、受付へお渡しください(今回の意見募集は2012/05/06が締切です)。

2012/04/15(日) 復活節第2主日(神のいつくしみの主日)

マルコ師と大塚神学生

 復活節第2主日は、復活祭に洗礼をいただいた受洗者が、この日に一週間着ていた白衣を脱いだことから「白衣の主日」とも呼ばれています。

 これから一年間の土日、日本カトリック神学院(東京キャンパス)の大塚神学生が、千葉寺教会にいらしてくださることになりました。よろしくお願いいたします。

2012/04/08(日) 復活の主日

いっぱいのお聖堂 4人の初聖体

 日英西の合同国際ミサとなった「復活の主日」の今日、お聖堂は予備の椅子まですべて出してもたりないほど、主イエスのご復活を祝う信徒でいっぱいです。

 ミサ中ではひとりの赤ちゃんの幼児洗礼、四人の子どもの初聖体もあり、お聖堂は終始、笑顔と喜びの声で満たされていました。

 はじめてご聖体をいただいた四人に、感想をお話ししてもらいました。「少しあまくておいしかったです」、「なんだかふしぎな味でした。わからないけどおいしかったです」、「おいしかった。またたべたい」、「おいしかった」 。

 今日、洗礼をいただいた赤ちゃんと、初聖体をいただいた子どもたちが、ご両親、神父様、シスター、教会学校のリーダーたちの愛に育まれ、これからも神様とともに歩むことができますように。

 神に感謝。アレルヤ!


2012/04/07(土) 復活の聖なる徹夜祭

復活の大ロウソク 復活賛歌

「主のご復活、おめでとうございます!」

 キリストの復活を記念する「復活の聖なる徹夜祭」が行われる、今夜の教会では、あちこちでこの挨拶が聞かれます。過去形でもなく、未来への期待でもなく、今現在、復活の主イエスがともにいらっしゃるという喜びが、そこかしこからあふれ出しているようです。

 光の祭儀で、2012年の復活の大ロウソクの祝福が行われ、そこから分けられた火を信徒それぞれが自分のロウソクに灯して、復活賛歌を歌います。真っ暗だったお聖堂が、ロウソクの光だけでだんだんと明るくなっていく様子は、人類を照らす主の光が世世すみずみにまで広がっていることを思い起こさせる、素晴らしいひとときです。

 このホームページをごらんいただいているあなたにも「主のご復活、おめでとうございます!」


2012/04/06(金) 主の受難

伏して祈る十字架の礼拝

 聖金曜日は聖変化がありませんので、「祭儀」となり、「ミサ」とは呼ばれません。

「聖金曜日は一年間で唯一ミサが執り行われない日でもある」と、今日現在のWikipedia「聖金曜日」の項目には記されていますが、これは正しくもあり、間違ってもいます。典礼暦としては「一年間でミサが行われない日は聖金曜日と聖土曜日の二日」が正解です。ただし、教会の典礼は日没に始まり日没に終わりますので、日常暦の感覚としては「一年間で唯一ミサが執り行われないのは、聖金曜日(を含む日常暦の金曜日)」となり、こちらもある意味、正しいわけです。

 入堂した司祭は祭壇の前で伏して祈ります。また、十字架の礼拝が行われ、信徒は主の死を悼み、祈ります。


2012/04/05(木) 主の晩さんの夕べのミサ

洗足式

 四旬節の間、歌われることがなかった「栄光の賛歌」が、今日のごミサでは鳴り響く鐘の音ととも歌われます。以降、教会の鐘は復活徹夜祭まで鳴らされることがありません。千葉寺教会では聖変化の合図に拍子木を使っています。

 ミサの中では、主イエスが弟子の足を洗ったことにならう「洗足式」があり、聖体拝領後、ご聖体を仮祭壇に移す聖体安置式が行われると、いつものご聖櫃は空となり、祭壇も裸の状態にされます。

 ミサ開始時の栄光から、一転、主を失った弟子たちの喪失感が、二千年の時を隔てて伝わってきます。

2012/04/01(日) 受難の主日

枝の主日大掃除

 昨日の激しい大風が嘘のような、抜けるような青空のもと、今年もこの日、「受難の主日」がやってきました。

「祭にきていた大ぜいの群衆は、イエスがエルサレムにこられると聞いて、しゅろの枝を手にとり、迎えに出て行った(ヨハネによる福音書(口語訳)12:12-13)」

 この御言葉にならい、信徒それぞれが枝を持って、司祭の祝福をいただきます。日本ではソテツの枝を代用するのが通例になっているようです。

 ごミサのあとは恒例の大掃除です。

 今週の木曜日から始まる「聖なる過ぎ越しの三日間」は、クリスマスとはまた違った教会の大きな恵みを感じることができる期間です。ぜひ、お近くの教会へ足をお運びになられて、主イエスの復活を体験してください。


2012/03/25(日) 四旬節第5主日

一粒会

「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。(ヨハネによる福音書(口語訳) 12:24)」。今日の福音朗読は、この有名な御言葉の箇所でした。

 東京大司教区には「一粒会(いちりゅうかい)」という、神学生の養成を援助するための活動があり、教区の信徒全員が会員となっています。千葉寺教会では、司祭・修道者への召命を祈り、毎月の最終週主日ミサで献金を行っています。

2012/03/20(火) 千葉中央宣教協力体合同野外ミサ

千葉中央宣教協力体合同野外ミサ 千葉中央宣教協力体合同野外ミサ

 昨年の11月11日、岡田大司教様より、西千葉、千葉寺、茂原、東金の四小教区で構成される千葉中央宣教協力体に向けて、千葉市緑区辺田町にある聖マリア修道女会の土地を、東京教区で有効利用できる可能性から、有償で譲渡していただく決意をしたという書簡が送られました。

 それを受けて、四教会は“鎌取プロジェクト”を立ち上げ、この土地をこれからの福音宣教の拠点となりうる場所としてどのように活用していくかを検討しています。

 その第一歩として、今日、その地に岡田大司教様をお招きして、四教会合同の野外ミサが開かれました。

 いつくしみと愛に満ちた父なる神様、御子キリストのうちに、千葉中央宣教協力体の皆がひとつとなることができますように。


2012/03/18(日) 四旬節第4主日

辻家神父様ご講話

 昨日に引き続き、今日もごミサの前に、サレジオ会司祭の辻家直樹神父様から、ご講話をいただきました。辻家神父様、お忙しい中、ありがとうございました。

 ごミサの中で、教会学校の修了式と、皆勤、精勤の表彰がありました。みなよくがんばりました。

2012/03/11(日) 四旬節第3主日

追悼のキャンドル

 東日本大震災発生からちょうど一年目となる今日のごミサは、被災者の追悼ならびに復興をお祈りする、追悼ミサとなりました。信徒がひとりひとり、祈りをこめたキャンドルを、祭壇の前に置いていきます。

 いつくしみ深い神様が、愛する人の死によって悲しむ人々にみ力を与え、あなたの愛の慰めのうちに生きることができますように。

2012/03/04(日) 四旬節第2主日

十字架の道行き

「十字架の道行きの祈り」に統一されたものはありませんので、千葉寺教会では自家製の小冊子を使っています。

 拡大してみると、主イエスが「イエズス」と記されていることがおわかりいただけるでしょう。その昔、カトリック教会はラテン語読みにならい「イエズス」と表記していましたが、現在は新共同訳聖書に合わせて「イエス」とお呼びしています。それでもこの小冊子のように、いろいろなところに「イエズス」表記は残っています。

2012/02/26(日) 四旬節第1主日

十字架の道行き

 教会のお聖堂に入ると、キリストの受難を描いた14枚の絵やレリーフが飾ってあることに気づかれると思います。ひとつひとつのシーンは「留(りゅう)」と呼ばれ、「第1留」から「第14留」まで、このレリーフの前でキリストの受難を思い祈るのが、おもに四旬節に行われる「十字架の道行きの祈り」です。

 千葉寺教会では、キリストの復活に思いを寄せる「第15留」を加えて、祭壇に向かって祈ることで結んでいます。

2012/02/22(日) 灰の水曜日

祝福を待つ灰灰の式

 移動祝日である「復活の主日」から逆算して46日前の水曜日が、今日、「灰の水曜日」です。信者は略して「ハイスイ」と言ったりします。

「灰の水曜日 未洗礼」という検索ワードで千葉寺教会ホームページを閲覧してくださった方がいらっしゃいましたので、マルコ神父様にお尋ねしてみました。

Q「灰の式は洗礼を受けていない方も受けられますか?」

A「灰の式は秘跡ではなく“しるし”です。信仰のない方には意味がないですね。逆に言えば、“回心して福音を信じなさい”という御言葉を受け入れられる人であれば、よろしいのではないでしょうか」


2012/02/19(日) 年間第7主日

マルコ師説教新聖堂落成式

 カトリック教会では、「お聖堂」と書いて「おみどう」と読みます。千葉寺教会のこのお聖堂は、1967年に新しく建てられたもので、それまでは、現在、ホールとして使用しているところがお聖堂でした。下の白黒写真は、当時、新聖堂落成式の様子を記録した貴重な一枚です。

 今、わたしたちがミサにあずかっているこのお聖堂も、いつかは壊れ、去らねばならない日がくることでしょう。しかしキリスト信者はそれを恐れることはありません。教会とは建物ではなく、人の集まりだからです。

 カトリック教会が未信者の結婚式をお引き受けするとき、かならず結婚講座を設けるのは、そういう意味もあります。建物ではなく、人と人とが互いにつながり、そして神様につながっていることこそが、教会の本質なのです。


2012/02/12(日) 年間第6主日

マルコ師説教

 典礼の聖書朗読箇所は、基本的に第一が旧約、第二が使徒書からとられ、それらは福音書の朗読箇所と関連を持っています。

 今日の第一朗読は、本来のローマ規範版ではレビ記13:1-2、44-46ですが、日本では許可されて、独自に創世記3:16-19に差し替えられています。福音朗読箇所は、主イエスが重い皮膚病を患っている人に手を触れて癒す「マルコによる福音書1:40-45」でした。

 主よ、重い病に苦しんでいる人々を顧みてください。あなたのことばに力づけられ、安らぎを得ることできますように。

2012/02/05(日) 年間第5主日

マルコ師説教信徒総会

 ごミサ後に、ホールで、2011年度の信徒総会が開かれました。

 千葉寺教会では、二年おきに教会委員会を新しく構成しています。去年施行された教会委員選出規定により、選挙によって選ばれた新しい教会委員候補が、この信徒総会で承認され、主任司祭によって任命されました。今まで二年間、身を粉にして主のために働かれた教会委員のみなさま、ありがとうございました。

 2011年は大震災があり、災害対策支援グループをたちあげるなどの大変さがありました。これからはそれに加え、岡田大司教様から千葉中央宣教協力体が昨年いただいたメッセージにお応えし、西千葉、千葉寺、東金、茂原の4教会をまたいで広がる「鎌取プロジェクト」が始まります。今までに増して、教会委員会はもちろん信徒も、心を新たにして未来へ向かっていかなければなりません。新しい教会委員のみなさまが聖霊に満たされて、わたしたちが千葉中央宣教協力体の未来を築き、よりいっそう多くの方に主の福音を伝えていくことができますように。


2012/01/29(日) 年間第4主日

マルコ師説教

 ここ千葉も大変寒くなり、お聖堂の暖房もあまり暖まりませんが、1月最後のごミサには、大勢の信徒が集まりました。

 来週は信徒総会がありますので、ごミサの開始はいつもより一時間早く10:00からとなります。ご注意ください。

 教会に集められた私たちが、キリストが力強く語られたことばを、日々出会う人々と分かち合うことができますように。

2012/01/22(日) 年間第3主日 サントニーニョ祭

サントニーニョみこし

「サントニーニョ祭」は、典礼暦で決められたカトリックの祭日ではありませんが、フィリピンでは「聖なる幼きイエス」を讃える「シノログ祭」として親しまれていますので、千葉寺教会では、フィリピン人信徒のために毎年行っています。

 今年はあいにく、外が雨のために、お聖堂とホールでおみこしを回し、記念撮影でもりあがりました。

2012/01/15(日) 記念共同司式ミサ(於:西千葉教会)

記念共同司式ミサ

 東京大司教区の岡田大司教様から、昨年11月、千葉中央宣教協力体へ向けて送られたメッセージを受け、千葉地区の福音宣教発展のために力を合わせるよう、本日、西千葉教会において、千葉中央宣教協力体の未来に向けての記念共同司式ミサが行われました。

 これから新しい一歩を踏み出す西千葉、千葉寺、茂原、東金の四教会の旅路が、神様の愛の一致をあかしするものとなりますように。

2012/01/14(土) 年間第2主日

マルコ神父様説教

 土曜日ですが、年間第2主日のごミサです。教会の典礼は日没に始まり日没に終わりますので、18:00から始まる今日のごミサは、明日日曜日の年間第2主日のミサと同じなのです。

 マルコ神父様が、明日、西千葉教会で開かれる千葉中央宣教協力体記念共同司式ミサに行かれるため、明日11:00からの千葉寺教会の典礼は、ミサではなく「集会祭儀」となります。

2012/01/08(日) 主の公現

成人の祝福

 本来のローマ典礼暦では、「主の公現」は守るべき祝日として1月6日と定められていますが、日本の場合は1月2日から8日の間の主日に移動して祝い、ローマ暦では1月6日後の主日に祝う「主の洗礼」を、日本では翌主日に行うことになっています。今年は「主の公現」が8日になりましたので、「主の洗礼」が翌主日ではなく翌日9日になるという。例外的な年の始まりとなりました。

 今日のごミサは、マルコ神父様がお留守のために、グアダルペ宣教会のホセ神父様の司式で行われました。ホセ神父様、ありがとうございました。

 ごミサの中で、成人の祝福が行われました。これからの世界を作る世界中の若者たちが、聖霊に満たされ、主とともに歩んでいけますように。

2012/01/01(日) 神の母聖マリア

神の母聖マリア

 洗礼を受けたカトリック信者が守るべき「教会の五つのおきて」のひとつに「主日(日曜日)と定められた祝日にミサにあずかり、それらの日を聖とすることを妨げる仕事や活動を控えること」というものがあります。

 その、日曜日以外に守るべき祝日は、日本では12月25日の「主の降誕」と、今日の1月1日の「神の母聖マリア」の二日となっています。意外なことに、復活祭は入っていないのですね。

 聖母のうちに始められた救いのわざを祝うわたしたちが、その完成の喜びにもあずかることができますように。

2011/12/25(日) 主の降誕(日中)

主の降誕(日中)ミサ子どもたちのパーティ

 昨夜の静かかつ荘厳な「主の降誕(夜半)」のミサとはうって変わって、主日に重なり、国際ミサとなった今日の主の降誕(日中)のミサは、各国の信徒がにぎやかに主イエスのご降誕を祝って歌い、祈ります。

 ごミサの中、アレルヤ唱のところで、マリア様やヨセフ様、天使たちにふんした教会学校の子どもたちが、明るい歌声と演奏を披露してくれました。

 そしてごミサ後のパーティも盛況です。信徒ホールでは信徒それぞれが用意してきたいろいろな食事がふるまわれ、国際色豊かなこの千葉寺教会ならではの、楽しい主の降誕をお祝いする一日となりました。

 メリー・クリスマス!


2011/12/24(土) 主の降誕(夜半)

主の降誕(夜半)ミサ

 日本におけるキリスト信者の割合は、カトリック・プロテスタントを合わせても1パーセントに満たないという統計がありますが、なぜか今日、クリスマスの日だけは、日本国民の多くが不思議とお祝いをしてくださいます。反面、クリスマスに孤独を感じるというネット上の声も少なくありません。その孤独を癒し、心を満たしてくれるものは、本物の「キリストのミサ」である「クリスマス」にしかないのではないでしょうか。

 今夜、初めて教会を訪れた人々が、主の降誕の喜びに満たされ、神の祝福を豊かに受けて、新たな光を見いだすことができますように。

2011/12/18(日) 待降節第4主日

大掃除

 今日のごミサは、いつもより一時間早い10時から、Charlie Nepomuceno神父様のご司式で行われました。Charlie神父様、ありがとうございました。

 ごミサの後は、恒例のクリスマス前の大掃除です。信徒総勢で教会中を磨きます。

 今年のプレゼピオは、とても大きいパノラマです。ぜひとも、クリスマスに直接おいでになってごらんください。

2011/12/11(日) 待降節第3主日

小林神父様とマルコ神父様

 三つめの赤いアドベントクラウンに火がともされました。待降節の典礼色は基本的に紫ですが、今日、待降節第三主日は、主の訪れを間近に感じる「喜びの主日」として、典礼色にバラ色を使うことができます。今日のごミサは西千葉教会主任司祭の小林神父様とマルコ神父様の共同司式でした。

 そしてミサ後、小林神父様から、岡田大司教様より千葉中央宣教協力体へいただいた書簡についての説明会がありました。これから大きな変革を迎えるこの千葉中央協力体に、神様の豊かな祝福がありますように。

2011/12/04(日) 待降節第2主日

小宇佐神父様

 3日の土曜日、4日の今日と、二日連続で、東京カリタスの家の小宇佐敬二神父様よりご講話をいただき、ごミサを司式していただきました。小宇佐神父様、ありがとうございました。

 恵みのパンに養われるわたしたちが、神様の変わらぬいつくしみをたたえることができますように。

2011/11/27(日) 待降節第1主日

アドベントクラウン

 いろいろなことがあったこの一年を越え、千葉寺教会も、無事、2011年のアドベントクラウン一本目に火をつけることができました。B年のはじまりです。

 今日の福音朗読箇所「マルコによる福音書 13章33節〜37節」では「目を覚ましていなさい」という御言葉が四回も繰り返されます。

 今年、未曾有の災害・事故を体験した日本人が、目を覚まして真の救いの訪れを待ち望む生き方ができますように。

他の期間のトピック

2011年「待降節第1主日」〜2012年「主の降誕(夜半)」のトピック
2010年「待降節第1主日」〜2011年「王であるキリスト」)のトピック
2010年「年間第5主日」〜2010年「王であるキリスト」のトピック
  • サイトトップへ
  • ページトップへ
  • 前ページに戻る